中絶手術はいつ頃まで受けられる?秋田の婦人科で中絶
母体保護法で妊娠22週未満までと定められている
妊娠中絶手術を受けられる期間は、妊娠から22週未満までです。これは母体保護法により、中絶手術が認められている週数が妊娠22週未満と定められているからです。
秋田市のどの病院やレディースクリニックで中絶手術を受けようとも、妊娠から22週目以降はどんな理由があっても中絶することは禁止されています。中絶手術を検討する際は遅くても9週目までには意思決定をし、なるべく早く手術を行うようにしましょう。
母体にかかるリスクが低いとされるのは妊娠6~9週
中絶手術を行う時期として、最もリスクが低いとされているのが「初期中絶」と呼ばれる妊娠から6~9週目の時期です。妊娠4~5週目では子宮頚管が硬く、拡張するのが困難なため、子宮頚管裂傷につながるリスクが高い上、子宮も小さく、内容物の残存状態が確認しづらいため、中絶手術が困難とされています。
一方、妊娠から10週目を超えると胎児の大きさが大きくなるため、中絶手術が難しくなり、身体への負担も高まる傾向にあります。そのため、母体にかかるリスクを考慮するのであれば、妊娠から6~9週目に行うのが良いでしょう。
妊娠12週を越えると負担は大きくなる
中絶手術を妊娠12週以降に行う場合は「中期中絶」と呼ばれる期間にあたり、通常とは違った手術方法となります。12週目以降に行う中絶手術では、薬剤を使用して陣痛を発生させて、出産形式で中絶を行う方法となるため、通常の中絶手術よりも身体への負担や経済的負担が大きくなります。
また、一般的な中絶手術では即日帰宅することができることも多いですが、陣痛には個人差があるため、2~5泊ほど入院しなければいけないケースもあります。
12週以降での中絶は「死産届」が必要であることにも注意
自ら希望して妊娠中絶を行う場合にも、妊娠12週を過ぎてしまった場合は、「死産届」が必要となります。「死産届」とは、胎児が出生しなかったことを証明するものであり、届出人の所在地を管轄する市町村の役所への提出が求められます。
秋田市の病院またはレディースクリニックで中絶手術を受けた際は、医師によって死産証書が発行されるので、これをもとに手続きを進めます。