秋田県で症状がある方は婦人科へ|子宮の病気について
子宮の病気の種類
子宮の病気として代表的なものには子宮腟部びらん、子宮頸管ポリープ、子宮頸管炎、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮内膜炎などがあります。これらは主に子宮での炎症、できものによる病気です。
また、悪性腫瘍であるがんによる、子宮がんも子宮の病気として挙げられます。こうした病気は出血や痛みなど自覚症状を伴うことも多いですが、自覚症状なく発病するケースもあるのです。
子宮の病気の症状
子宮に病気が発生した際の主な症状として、月経に異常が起きる、出血する、おりものが増える、ひんけつ・めまいなどが挙げられます。また、細菌感染しているケースでは下腹部の痛みや炎症が発生することもあるようです。
これらの症状のほかに、腰痛や腹痛が発生する、排便や性行で痛みが発生する場合もあり、さらに子宮がんであれば、こうした症状に加えて進行とともに全身が衰弱します。
子宮の病気の検査方法
病院などの医療機関で子宮の病気を検査する方法として、腟内に指を入れて卵巣や子宮の状態を確認する内診、血液検査、超音波エコー検査、MRI検査が行われます。検査方法はその人の症状・状態にあわせて決められるので、上記以外の検査を取り入れるケースもあるようです。
また、子宮がんなどの病気の疑いがある場合は「プローブ」と呼ばれる棒状の器具を子宮内部に入れて子宮の細胞を少量取り、がん細胞が発生していないか検査します。
婦人科検診の重要性
国立がん研究センターによると、2014年の段階で、子宮がんの罹患数は25,200件に上るそうです。また、子宮がんの罹患者の年齢は幅広いうえ、近年は若い女性の罹患率・死亡率が高い傾向にあります。
子宮がんをはじめ、子宮の病気は発見が遅れると治療が長引く、他の病気を併発するなどに加え、最悪の場合命を落とすケースもあるのです。がんなどは自覚症状がないことも多いため、定期的に婦人科検診を受けて、早期発見・早期治療を心がけましょう。