秋田でも多い?未受診者の婦人科検診を受けていない理由とは
婦人科検診を受けていない人の割合
某製薬会社が実施した女性の健康意識調査によると、産婦人科検診を毎年受診している人は、41.1%です。「乳がん検診」や「子宮がん検診」については、受診率が25%程度とさらに少なくなります。
受診しない理由としては「面倒だから」「お金がないから」という理由がトップ2となりました。特に20代という若い年齢ほど受診する方が少なく、秋田市に住む女性も例外ではありません。
時間がない・面倒
検診を受けない理由として「時間がない」「面倒だから」という理由があります。専業主婦の半数ほどが検診を面倒だと感じているのです。働いている方だと正社員の30%、契約社員や嘱託社員の60%が面倒だと感じていました。
面倒だと感じるのは、検査に時間がかかるイメージがあるからでしょう。しかし秋田県を含め、全国で行われている検診は、早ければ30分程度で終了します。待ち時間を合わせても1時間程度で済むのです。
費用が高い
検診の費用が高いと感じている方も多いでしょう。しかし検査には自治体の補助を受けられる地域もあり、補助があれば自己負担額は1000円ほどになります。補助が無い場合も、1万円~2万円程度の金額です。
2万円というと高いと感じるかもしれません。しかし、1年に1回の検診費用を月額にして考えると2000円になります。このように考えると、決して無理のある価格とはいえないでしょう。
検査を受けることの大切さ
婦人科検診は早期に女性特有の病気を発見することができるのです。早期に病気を発見することで、「手術」「抗がん剤」「放射線」など、治療方法の選択肢が広がります。初期症状であれば、通院や短期入院で対応できることもあり、その分費用を抑えることができるのです。
結果として精神的・身体的な不安が軽減し、経済的な負担も長期入院に比べて大幅に抑えることができます。