秋田で婦人科検診を受けるなら検診内容について知っておこう
子宮がんに関する検査
子宮がんに関する検査では、子宮内の細胞を摂取し、がん細胞があるかどうかを調べるのです。検査時、患者さんは内診台に座り、脚を開きます。
医師がプローブを子宮の中に入れて、米粒ほどの細胞を取り出し、細胞の状態を見て調べるのです。細胞摂取により検査した結果、がんの疑いがあれば次に組織摂取を行って検査します。
乳がんに関する検査
乳がんの検診で行うのは「触診」さらに超音波での「エコー検査」、またはレントゲンである「マンモグラフィ」です。エコー検査では、超音波を乳房や脇のリンパにあて、画像を見ながら異常がないかを調べていきます。マンモグラフィは、乳房に放射線をあてて行う検査です。
若い方はエコー検査、40代以上の方はマンモグラフィで検査することが多くなります。また妊娠中の方も、エコー検査で乳がんを調べることが可能です。
卵巣に関する病気の検査
卵巣に関する検査で行われるのは、経膣超音波検査です。経膣超音波検査は、膣内に超音波器具であるプローブを入れ、跳ね返ってきた超音波の状態で、膣内や卵巣の状態を診ていきます。
「卵巣のう腫」「卵巣腫瘍」などを調べることができ、子宮の状態も検査できるのです。超音波ではわかりにくい状態の方は、MRI検査で詳細に卵巣の状態を調べます。
その他の検査内容
婦人科の一般的な検査として行うのは、「尿検査」と「血液検査」です。これらの検査は、ホルモンの状態や細菌の有無、貧血など、体全体の健康を調べるために行います。
また綿棒でおりものを採取し、細菌の有無を調べる検査もあります。X線撮影であるCT検査は腫瘍の有無、レントゲンであるMRI検査は子宮や卵巣の状態を調べるために行われます。