秋田の人も受けるべき！婦人科検診がおすすめされている理由とは

がんによる死亡者数は多い

厚労省のデータによると2017年の日本人の死因は、がんが21%と最も多いです。国立がんセンターの統計によると、2017年では人口10万人あたり女性239.1人が、がんで死亡しています。

近年は日本人の死因として、がんは常にトップであり、男性も女性もがんになる方が多いのです。女性ががんになる部位で多いのが大腸で、次に肺、膵臓、胃、乳房と続きます。

女性の体の構造から、「乳がん」や「子宮がん」「卵巣がん」を発症する方も少なくありません。そのなかでも日本人女性は、乳がんになる方が多いです。

女性のがんによる死亡を部位別に見ると、5位が乳房、そして8位が子宮がんになります。最近は20～30代などの若い年齢の女性でも、女性特有のがんになる方が増えているのです。

現在、がんには特効薬やワクチンはできておらず、発症すると抗ガン剤や放射線治療を行います。また手術によって、がんになった部位の摘出を行うのです。発見が早いほど、がんになっても体へのダメージは少なくなります。

乳がんや子宮がんを早期に発見した場合、がんになった部位を全て摘出しないで治療することも可能なのです。

がんは沈黙の病気といわれるように、体にがんが発生しても、初期段階では自覚症状のないことが多くなります。症状が進んでいってから、初めて痛みなどの症状がでることが多いのです。

自覚症状が出てからでは、治療にあたる精神的・身体的負担も大きくなるでしょう。また入院や手術にかかる経済的負担も大きくなります。そのため定期的に婦人科検診を受け、早期発見を心がけることが大切です。

記事一覧